Q:先生を探す方法は?またどんな先生につけばいいでしょう
A:
 電話帳、に昔は載せている人が多かったのですが、今は個人情報といった問題があってナカナカ居られませんね。そんなこんなで「みつからなくて」YAMAHAに通っちゃう人も多いのですが、流石先方は長けていて、「続かないかも知れない」と踏んでか、貸し楽器もあったりします。それはそれでフレンドリーなのですが、結構な大人になって来ると、「演奏技術を高める」よりも、「別世界の人と付き合う」という要求もありますから、カリキュラム化したサービスでは満足し切れないこともあるものです。WEBは便利なものでして、先生を紹介してくれるサイトもありますので訪れてみては如何でしょう。でも、自分の居住地域の先生の登録がないからと、一番近い、片道二時間のお教室、を選んでしまうのは余りに早決です。音大受験でも控えていない限りお薦め出来ようものではないです。しかしまた、近所を歩いてみても「カンバン」が見当たらないとなってくると、愈々困ってしまいます。そういう場合は、役所の文化芸能等担当している部署に問い合わせてみるのも手です。案外知っている人が居たりします。地元に素人楽団をもっている自治体なら可能性は高いです。仮令そういう活動がなくても、学校には音楽の先生が居ます。小中高校何処にでも居ます。誰かバイオリンを専攻した人が居ないか教育委員会等にも聞いてみましょう。手当たり次第に学校を当った人も居ますけど、結果として理科の先生に手解きを受けた、というオチがついていました。とにかくあれこれやってみるといいです。

 どんな人についたら良いかは、会ってみないと分かりませんね。自分と波長が合うのがいいのは当然ですが、お月謝をはっきり決めてくれるとか、法外な謝礼を要求しないとか、楽器を売り付けないとかも、付き合ってみないと分かりませんが、それらも、それに応じた見返りに繋がればヒットなのです。ビジネスライクな先生は、先ずここでコウイウ楽器を買って、こういう教本を買って、入会金は幾らで、月謝は幾らで毎月何日迄に振り込むこととか、シッカリマニュアルを作っている人もいますけれど「明解」という面では一枚上手でその辺りでは恥じかかずに済みます。限られた時間でそれなりに収益を揚げる為、グループレッスンをしている先生も居まして、こちらは「仲間」が出来て結構です。

 どういう先生が悪くてまたどういう先生が良くてというのはないので、先ず何より、「通える」かどうかを規準に探して下さい。

 また、当店では「教えます」コーナーを作りたいとも思ってますので、先生方で、WEBに載せても構わないという方は、どんどんお知らせ下さい。掲載は無料です!が、そこを切っ掛けに生徒さんがついたら、お礼して下さいね。こっちじゃ分からないかも知れませんが、そこは紳士的にひとつ。

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