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現在生産されているのは、こちらでご覧頂ける276型のみです。このモデルは1934年より一貫して生産されているもので、現在なおスイス・ノルウェー・フィンランド・スウェーデン・オーストリア・デンマーク各国の軍用として納入され続けています。 このハリケーン型のランプは、長く信頼出来るランプバーナーの方式として広く世界で親しまれて来ました。発明者は誰だか分からない状況ですが、微少な意匠の違いを続々特許され、全世界で長く標準的な灯火用バーナーとして利用されて来ました。こういった灯りの下で、電灯や電話といった今なくてはならないものも次々と発明され、現代生活の礎が築かれて来たのです。 ニャアはそれにさらに意匠を施しています。この大きさのランプの小さな灯りを、複雑にせず重くせず、耐風性を得る為に、グローブベースにはバッフルリングを設けています。芯を操るハンドルやグローブを上げ下げするリフタの金具は鋼の棒の一体成型(曲げ加工)で単純化し、耐久性を高めています。 また、これも耐久性の為なのですが錫メッキを施していますので、新しいうちはキラキラ美しく、また古くなってくすんで来て、油汚れがこびりつき、さびがところどころ浮き上がって来ても、むしろそれらがアクセントにさえ感じる独特の仕上です。鉄板の製品に対してこれだけの楽しみを盛り込むことは、予期し得なかったとはいえ秀逸な結果として今評価されています。 |
材質:錫メッキ軟鋼板・耐熱強化グローブ(スコット・シュープラックスグラス)
大きさ:直径13.2 X 高さ25.5 cm (微少な差違あり)・重さ590g(燃料別)
燃料:白灯油・340cc(24時間燃焼)・明るさ88ルクス(蝋燭4本分程度)
付属品:替え芯2本(毎日5時間程の使用にて2年分)、取説、オリジナル袋
煙突から採取され吹き下がって来た熱気は、タンクの上部を暖めると同時にバーナー内部に吹き上がり、炎の安定燃焼を作り出します。
炎で作り出される上昇気流によって、グローブ(ホヤ)の台座にある穴から外気(冷気)を吸込み、グローブの過熱を防ぎ、こうすることで風雨による破損を極力抑えることが出来るのです。
鋼鉄の棒をまげて作った簡単な感じのリフタハンドルとアジャスタハンドルは、長年の使用によるサビによる分解を防いでいます。
こうすることで、くたびれてサビサビになっても安心して使えるランプとしているのです。
グローブ座に設けられたバッフル板によって、外から強風が吹込んだ時にバーナーの炎が吹き消されたり、常時おきるちらつきなどの不安定要件から守る工夫が見られます。